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「新型コロナウィルス感染症」の感染拡大期から徐々に脱し、足元では社会経済活動との両立も見られ
経済活性化が徐々に進んできています。もっとも、長引くウクライナ情勢の影響もあって原料高やエネル
ギー関連の高騰が続いており、当組合の主要な取引先である小規模事業者の方々は、コスト上昇分を販売価格に十分転嫁できず経営改善は遅々としています。
こうした中にあって当組合では、外部支援機関のご協力を得つつ地域のお客様方の伴走支援に積極的に取組み、地域経済支援のお手伝いをさせていただいています。
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令和4年度決算については、厳しい経営環境の中で新規融資の需要が低迷しましたが、余資運用収入の増加に努めたことなどもあって、業務収益4億62百万円(3年度は4億87百万円)を確保しました。
一方、費用面では本店の移転により物件費が増加したほか、積極的な不良債権処理に努めたことなどもあって、業務費用は4億68百万円(3年度は4億21百万円)となり、差し引き業務純益は△6百万円
(3年度は65百万円)の赤字となりましたが、当期純利益は、本店移転に伴う収入などもあって22百万円
(3年度は30百万円)と3期連続の黒字を計上しました。この結果、自己資本比率は10.96%にまで回復し
ています。
こうした決算状況を踏まえ、出資配当率は通常の2%に創立70周年記念配当率2%を加算し、4%の配当を実施することとしました。
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当組合の最も重要な経営課題は収益体質の強化であります。第9次中期経営計画は、期中にコロナ禍という特殊事情があったものの計画に沿って黒字化を実現できました。令和4〜6年度の事業計画である第10次中期経営計画では、経営改善見通しの見えない将来不安を抱えるお客さまをしっかりとサポートするとともに、余資運用面もリスクに配慮しながら強化し、安定した収益体質の確保に向けて取組んでいく方針であります。 |
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平成31年
3月末 |
令和02年
3月末 |
令和03年
3月末 |
令和04年
3月末 |
令和05年
3月末 |
残
高
単
位
‥
百
万
円 |
預金積金残高 |
35,323 |
34,469 |
35,802 |
35,273 |
34,932 |
貸出金残高 |
15,488 |
15,445 |
17,177 |
16,834 |
16,824 |
有価証券残高 |
4,353 |
6,164 |
7,008 |
7,485 |
7,958 |
純資産額 |
1,979 |
1,870 |
1,867 |
1,955 |
1,847 |
総資産額 |
37,459 |
36,497 |
38,504 |
39,890 |
36,915 |
利
益
単
位
‥
千
円 |
経常収益 |
458,300 |
441,388 |
460,928 |
491,790 |
463,429 |
経常利益 |
△38,706 |
△26,552 |
21,320 |
31,217 |
△40,515 |
当期純利益 |
△7,657 |
△34,923 |
20,870 |
30,610 |
22,943 |
自己資本比率
(単体)
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10.28% |
9.65% |
9.74% |
10.39% |
10.96% |
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平成30年度
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令和元年度
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令和02年度
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令和03年度 |
令和04年度 |
出資金(単位:千円) |
125,286 |
123,555 |
121,364 |
235,610 |
235,130 |
出資に対する配当金
(単位:千円) |
2,558 |
2,504 |
2,466 |
3,569 |
9,473 |
出資総口数 |
1,252,864口 |
1,235,556口 |
1,213,647口 |
2,356,102口 |
2,351,302口 |
出資配当率 |
年2% |
年2% |
年2% |
年2% |
年4% |
組合員数 |
6,832人 |
6,748人 |
6,728人 |
6,691人 |
6,626人 |
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